ゲーム会社志望の就職活動は簡単じゃないぜ

4月もすぎると今年もまた就職活動の話題が出てきますね。学校によっては活動時期に差がでますが、ここ数年ゲーム会社に入りたい!という人が増えてきた気がします。気がするだけで気がつかなかっただけのような気もするけど、一昔前までのゲーム会社への敷居が低くなったような感じも。

で、20数年前はゲーム会社に入る為にはもの凄いプログラミング技術が無いと駄目で、ゲーム専門学校でブラックプレイステーションで自作ゲームを何本も作らないと絶対に入社できない、なんて思っていました。実際にゲーム会社の入社私見を受けるとそうでも無かったんですけど。これからゲーム会社に入りたいと思ったそこのあなたに多少参考になればと思い自分の頃の就職活動を書きなぐる事にします。ちなみに今流行のソーシャルゲームはwebサービス会社に近いので今回はスルーで。また近いうちにソーシャルゲーム会社について書く事にします。今回はPS3とかXBOXとかのコンシューマと呼ばれるゲーム会社についてです。思い描く美しい未来を見ているそこのあなた、それを達成したいなら寝てても起きていても常に頭の中を新しい遊びについて考え続けられる体力と、出来ない事を出来るようにするにはどうすればいいか、目標を達成する為の工夫をし続ける頭と、好き嫌いなんて関係なく全ての情報を取り込んで出力できる柔軟さを身につけましょう。

自分はゲーム専門の学校にはいっておらず美術大学で学びながら同人ゲームを作っておりました。自分の好きなものだけを作る毎日、というか学校祭2週間前くらいに作り始めて実質10日で完成、のようなのりと勢いだけのゲーム制作でしたが。なのでゲーム専門学校に行く、行かないはその人の自由です。就職までの道のりと会社の面接官に対する印象が多少変わるくらいです。あとはコネとか。まずは絶対に入りたいと思う熱意が重要です。

まずは入りたいゲーム会社を探しましょう。大手ゲーム会社はもちろん、下請けのゲーム開発会社やデバッグ専門会社などさまざまです。自分はゲームの何をしたいのか、それまでに確定させておく必要があります。その次に希望の職種を募集しているか確認しましょう、募集していなければ電話で直接確認するやり方もありです。本当に入りたかったらそのくらいの行動力が欲しいところ、意外とそういう地下談判する人多いです。
希望の会社に検討をつけたら履歴書など必要書類を送ります。職種や会社にもよりますが、企画書や青果物の提出を求めるところも多いので必ず確認します。就職活動が始まってから確認したのでは遅すぎます。思い立ったが吉日、今すぐに過去の募集要項を調べて提出物が無いか調査しましょう。あれば今のうちに作る練習をしておくと慌てて適当なものを提出する事もなくなります。
さあ書類を提出して1次試験開始です。書類審査で落とされる事もありますがくじけずがんばりましょう。もうここは頑張るしかないです。審査が通りやすい書類の書き方は書店に行って専門書を買ってください。で、これも会社によりますが1次審査から5次審査くらいまであります。大体大手ゲーム会社は応募人数が多いので振り分けの為に審査を複数回行うのです。流れとしては、書類審査➡1次筆記試験➡1次面接(本社で行う、部長クラスの人が面接官)➡ 2次面接(本社で行う、役員クラスが面接官)➡採用決定!、とこんな流れが多かったです。これはテレビCMでよく見るレベルの大手ゲーム会社の場合なので採用までの流れは様々あります。一緒に面接を受けた人で5次面接で相手の2人からどちらかを選ぶ、なんて人もいました。そんなに面接して落ちたらくじけます。
ゲーム会社に入るために開発技術はもちろん必要ですが、採用されるまではゲームに関係ないスキルが重要だったりします。超絶完璧なプログラムが組めます!だけでは採用されません。採用されるかもしれないけど。一般常識と面接スキルは最重要ですね、最初のふるい落としで落とされては意味がありません。最終面接でどちらを採用するか迷ったときにこれまでの試験の点数で決める、なんてことも少なくないからです。頑張るにこしたことはありません。

ゲーム会社志望の学生でゲーム専門の勉強していました、という人は意外と少ないです。学校推薦とかで入れるので一般試験を受けないだけかも知れませんが、経済学部とか法学部あたりの学生が多かったきがします。何故かはわかりませんが。なので一般大学、高校、専門学校、もしくは社会人からも熱意があればゲーム会社に入れます。とにかく最後は熱意です。中途採用の場合は開発経験者がほとんどなので難しいですが、探せば意外とゲーム開発関連会社はあります。普段は名前が出ていないだけでたくさんの会社が開発には関わってますから。そういう所から上を目指すのも意外と近道だったりするのです。また健康第一、会社を休まず土日も朝から出社して、多少仕事が遅くても怒られても体を動かし続けられる体育会系の人材が一番貴重です。現場に行くとそういう人材ばかりで多分驚きます。体が弱くて休みがちですぐに落ち込む人はすぐに会社をやめます。下請けになると2週間家に帰らず完成するまで親会社の指示に従う事も良くあります。
とりあえずゲーム会社はそういう泥臭いところなので、キラキラした願望を持っている人はくじけないように何でも受け入れられる心を用意しておくと良いでしょう。オレの考えたゲームを作りたい!と強く思う人は会社に入らず自分で会社を作るべきです。余程の強運が無いと自分の企画書なんて出せません。下請け会社で自社でもオリジナルを出している会社は限られますから。でもそういうところに入社すると仕事はキツいけど若くして重要な仕事をまかされて大手会社に行くよりも出世が早く経験を積めます。そういうところまで考えて自分は本当にゲームを作りたいのかを考え直す事をお勧めします。 

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