MIT,Wifiで正確な位置を特定する「Chronos」は一般的なWifiで利用できて特別なチップも不要!

MITコンピュータ科学・人工知能研究所のディナ・カタビー教授の研究チームは、一般的なWi-Fi電波だけで端末間の距離を正確に測定する技術「Chronos」を開発しました。特別なセンサーを使うことなく利用が可能になるとのことで、広く普及する技術になる可能性があります。

「Chronos」とは具体的にどのようなことができるのでしょうか。

■正確な距離を測定する技術

右下のグラフのDistance(距離)が人が移動するにつれて増えていくのがわかります。
非常に高い制度で位置関係を測定することが可能です。

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■特定の場所だけをフリーWifiにする

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街中のいたるところにあるフリーWifiの電波ですが、店舗や学校など特定の人にだけ解放したい場合にも効果を発揮します。
Wifiと端末の距離を測定できることから、特定の位置にいる人にだけ通信を許可するという利用法も考えられます。これで外部の人間が勝手に通信をしてしまうこともなく、安定した通信品質を保持することが可能です。

 

「Chronos」は複数のWi-Fiバンドの電波が端末に到達する周期から三角測量によって正確な位置を特定するという仕組みです。2.4GHzから5.8GHzまでの35種類の周波数を一斉にスキャンすることができます。
これらの周波数に対応したPCやスマートフォンであれば特別なチップを搭載していなくても利用が可能となるため、現在使用している端末がそのまま活用できるのが良い点です。
この技術が広く普及すれば、パスワードを求めることなく自由に通信を利用できるようになるため、より一層便利な世の中になるでしょう。

 

・Wireless tech means safer drones, smarter homes and password-free WiFi | MIT News
http://news.mit.edu/2016/wireless-tech-means-safer-drones-smarter-homes-password-free-wifi-0331

・MIT turns Wi-Fi Into Indoor GPS – IEEE Spectrum
http://spectrum.ieee.org/tech-talk/telecom/wireless/mit-turns-wifi-into-indoor-gps

 

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